会議を盛り上げる方法:発言が出ない会議を変える8つの工夫
「意見はありますか?」に誰も答えない会議は、参加者のやる気ではなく、発言しにくい仕組みに原因があります。定例の打ち合わせから全社会議まで使える、会議を盛り上げる工夫をまとめました。
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会議が盛り上がらないのは、発言しにくい仕組みのせい
会議で意見が出ないとき、参加者に意欲が無いとは限りません。「的外れなことを言ったらどうしよう」「上の人の意見に反対しにくい」「話に割って入るタイミングが無い」といった小さなためらいが重なって、黙っている方が安全な場になっていることがほとんどです。
つまり、会議を盛り上げるには、話し上手な人を集めるより、発言のハードルを下げる仕組みを用意する方が確実です。以下の8つの工夫は、どれも明日の会議からすぐに試せます。
1. 目的とゴールを最初の1分で共有する
何を決める会議なのか、終わったときに何ができていればよいのかが分からないと、参加者はどんな発言が求められているのか判断できません。冒頭で「今日は〇〇を決めます」「最後に次の担当を決めて終わります」と一言伝えるだけで、発言の方向がそろいます。
2. チェックインで、全員が一度口を開く
会議の最初に、一人ひとこと話す時間をとる「チェックイン」は、場をあたためる定番の方法です。一度でも声を出した人は、その後も発言しやすくなります。
- 「最近あったちょっと良かったこと」など、誰でも答えられるお題にする
- 一人15秒程度にして、時間をかけすぎない
- 進行役が最初に答えて、話し方の見本を見せる
3. 発言の順番と時間を決めておく
自由に発言してください、という進め方では、声の大きい人や立場の上の人の意見ばかりが出がちです。議題ごとに順番に一言ずつ聞く、一人の持ち時間を決める、といった簡単なルールがあるだけで、普段は黙っている人の意見も自然に集まります。
4. 話す前に「書いて出す」時間をつくる
考えを口に出す前に、付箋やチャットに書き出す時間を2〜3分とると、意見の数が大きく増えます。その場で考えをまとめるのが苦手な人や、口頭で割って入るのが苦手な人も参加できるからです。
書き出した意見は、似たものをまとめてから話し合うと、議論が発散しにくくなります。
5. 匿名で意見と質問を集める
人数が多い会議や、役員や上司が参加する会議では、名前を出して意見を言うこと自体がハードルになります。匿名で書き込める仕組みを用意すると、本音の意見や、手を挙げるほどではない素朴な質問が集まりやすくなります。
全社会議やキックオフ、社内説明会のように、スライドを映しながら進める会議なら、参加者がスマホから送ったコメントや質問を、そのままスライドの上に流す方法もあります。反応が画面に見えると「ほかの人も同じことを考えていたんだ」と分かり、会場の空気が一気にやわらぎます。
LayerTalkは、このためのMac用アプリです。PowerPointやKeynote、Google スライドなどの上に透明な層を重ね、参加者のコメント・質問・スタンプをリアルタイムに表示します。参加者はQRコードか6文字コードで参加でき、アプリのインストールも登録も要りません。少人数の打ち合わせより、スライドを映す大きめの会議に向いた道具です。
6. オンライン・ハイブリッド会議では、反応の通り道を用意する
オンラインの会議では、表情やうなずきが伝わりにくく、話し手は反応の無い画面に向かって話すことになります。カメラを無理に強制するより、チャットやリアクション機能を「使っていい」とはっきり伝える方が効果的です。
会議室とオンラインの参加者が混ざるハイブリッド会議では、会議室の中の雑談や笑いがオンラインに届かず、オンラインのチャットは会議室から見えない、という分断が起きがちです。どちらの参加者の反応も同じ画面に集まるようにしておくと、置いていかれる人が出にくくなります。
7. 出てきた意見には、まず反応を返す
意見を出したのに流されてしまうと、その人は次から発言しなくなります。進行役は、採用するかどうかに関係なく「ありがとうございます」「その視点は無かったです」と、まず受け止める一言を返しましょう。発言が歓迎される場だと伝わることが、会議を盛り上げるいちばんの近道です。
8. 決まったことと次の行動を確認して締める
会議の最後に、決まったこと・決まらなかったこと・次に誰が何をするかを1分で読み上げると、「話しただけで終わった」という徒労感がなくなります。自分の意見が結果につながったと実感できる会議ほど、次の会議でも発言が増えていきます。
まとめ
- 目的とゴールを最初に共有する
- チェックインで全員が一度話す
- 発言の順番と時間を決める
- 話す前に書いて出す時間をとる
- 匿名で意見と質問を集め、スライドを映す会議なら画面に流す
- 出てきた意見にはまず反応を返し、最後に次の行動を確認する